快適な暮らしに欠かせない防水工事の一種、frp防水の特徴について

 

 

我々は普段の生活の中で防水には気を配らなければなりません。
防水を怠ると雨漏りの原因にも繋がってしまいます。
ここで1つ防水にかかるおすすめの方法や工事について紹介しましょう。

 

frp防水とは

frp防水は、液状にした不飽和ポリエステル樹脂や硬化剤等を混ぜ合わせたものを塗るといった防水の方法です。
一口にfrp防水といっても内容はあまり伝わらないでしょう。ここで工事にかかる手順を紹介していきます。
まず、液状にした素材をローラーで下地に塗る防水方法は塗膜防水といわれています。
frp防水であれば、先程紹介した物質の他にガラス材といった補強材も使用するのが特徴です。
そうすることで作り出されていく防水層がより強い効果を発揮し、雨から家を助けてくれます。
工事を依頼する場合は、家の壁や屋根だけではなくベランダ及びバルコニーも検討するようにしましょう。
防水に関連する劣化は、建物自体の寿命も指し示すので注意しなければなりません。
この防水方法の優れている点は、作業する際に機材等が殆ど必要ないということです。
特にベランダやバルコニーで工事するときは、あまり重い機材を置けません。
重量制限を超えてしまうと逆に壊れる可能性もあるからです。
しかし、frp防水はそういった制限がないので、安心して業務を依頼できます。

 

frp防水の耐用年数は

とはいえ、frp防水の効果はいつまで発揮され続けるのでしょうか。
いくら補強材でカバーしているとはいえ、耐用年数はそこまで長くないのではと不安になるかもしれません。
期間の長さをどう捉えるかは人によっても異なりますが、
frp防水の場合の耐用年数は約10年程度だと考えられています。
そのため、ある程度の期間は防水に悩まされることが少なくなるといえるでしょう。
また、frp防水の施工にかかる時間は極めて短いです。
元々用意されている素材をただローラーで塗るだけの作業であるため、
少ない作業量に対して大きな効果が発揮されます。
万が一、生活を続けていく中で防水効果が薄れたとしても、再度工事を依頼すれば問題なく修繕が可能です。

 

frp防水の耐用年数の延ばし方

さらにfrp防水の耐用年数はある工夫によって延ばすこともできます。
そもそもfrp防水の寿命に関わってくるのが、防水層にヒビが入ってしまうことです。
この隙間から雨水が入ってきて、結果的に雨漏りへと繋がってしまいます。
このfrp防水の効果を持続させていくには、定期的に表層を塗り替える作業が重要です。
これはトップコートの塗り替えといわれています。
この作業をする際には、特段業者に依頼する必要はありません。
保護塗材を購入すれば、1人でもfrp防水のメンテナンスができるようになります。
念入りにヒビが入っている部分を直すことで建物自体の延命にも繋がっていくのです。
万が一、保護塗材の使用に不安を覚えるのであれば、業者へ連絡してfrp防水をもう一層重ねるようお願いしましょう。

 

frp防水にかかるまとめ

このようにfrp防水は簡単かつ短時間で強固な防水層を作ります。
降水量の多い地域では、雨漏りに悩まされることも多々あるでしょう。
しかし、家自体を修理するのは時間や費用がかかってしまいます。
なるべく効率的に工事を済ませてしまうためにも、frp防水を検討しておくのは大事です。
そして、frp防水の工事が完了したら耐用年数をしっかりと計算しておくようにしましょう。
10年以上継続して住んでいれば、防水層のヒビを発見するかもしれません。
そのときに備えて早い段階で作業を進めていけば安心です。
frp防水は、雨漏りを防ぐ上では欠かせない存在であるといえます。