ベランダや屋上の防水工事 そのメリットは雨漏り対策にある

防水工事は必要なのか

防水層が劣化して雨水が建物内に浸入すると、構造部分が腐食し、耐久性が低くなります。

それを避けるためにも防水工事が重要です。

 

雨漏りがすると設備に水が浸透してしまい不具合や故障したり、最悪の場合、漏電する危険性もあります。

建物の構造部分が腐食し、耐久性が低くなったところに防水工事を施すと（防水層を張り替える）、雨水が建物の構造部分へ浸入せず、劣化を早めることが起こりません。

 

防水対策をするメリットは、建物全体にも及びます。

 

防水工事の施工方法にもメリットがある

施工方法には大きく分けて「密着工法」と「絶縁工法」があります。

 

密着工法

シート防水なら下地に直接接着剤で貼りつける工法で、塗膜防水なら下地に直接塗り広げる工法です。

作業が比較的簡単で、工期が短く済みます。その分、工事費用を抑えられるメリットがあります。

 

シート防水は陸屋根やベランダ、バルコニーなど、さまざまな場所に施工可能です。

もっとも実績ある施工なだけに、技術面でのトラブルも少ない印象です。

 

絶縁工法

既に雨漏りしてしまっている場所にも施工ができる点がメリットです。

下地の影響を受けず、耐久性にすぐれた工法です。

 

防水工事には、さまざまな種類と工法があります。

防水工事専門業者なら、どの場所に、どのような防水工事が適しているのか、現在の状態も確認し最適な方法を提案してくれます。

 

しかも、防水工事はベランダや屋上のみならず、内装工事にも応用可能です。

お風呂場の水漏れにより建物の構造材が腐食することを防ぎます。

 

強いては、シロアリ対策にもつながるでしょう。大切な住まいを防水層により守ることができます。