防水工事って屋根だけ施工すればいい?建物に必要な施工
防水工事というと建物でいえば屋根や屋上をイメージするでしょうが、建物ではほかの場所も防水工事が必要になります。
防水工事を施工したからといって安心ではなく、材料の耐用年数を超えると雨漏りなどのトラブルが出てきます。
耐用年数は、材料や環境などによってマチマチなのですが、多くの場合10年〜20年といわれています。
建物の防水工事、屋根と同じく降雨から建物を守っているのは外壁材です。
外壁も外壁塗装によって防水効果は期待できますが、塗料は経年劣化するため、できるなら防水層を強化しましょう。
また、建物の外壁から突き出している室内空間の延長として使用できるバルコニーにも防水工事は必要になります。
バルコニーの階下に部屋がある場合も多いので、歩行用の仕上げを考慮しながらの施工になるでしょう。
バルコニーと同じく、洗濯物を干したりできるベランダも防水工事が必要になります。
歩行用の保護仕上げを考慮するのですが、マンションなどの建物の場合には階下が同様のベランダになります。
その場合には、やや軽微な防水層や保護仕上げでも問題ありません。
さらに、マンションやアパートの場合には開放廊下が設けられています。
こうした場所にも必要になるので、耐用年数以内に施工を依頼しましょう。
一般住宅の場合には、屋根やベランダ、外壁を中心に行います。
しかし、防水工事というのは外観となる外構工事だけではありません。
室内であれば、お風呂場も例外ではありません。
防水工事をしておけば、お風呂の床の水漏れによって床下にトラブルが起こりにくくなります。
そうした必要な場所には必ず施工しましょう。
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