雨漏りが発生！？原因は屋根の劣化？すぐに防水工事を行おう

雨漏りが発生したとして老朽化が原因だと思われることが多いですが、比較的、築年数の新しい建物でも雨漏りが発生する事は珍しくありません。

今回は、雨漏りが発生した際の防水工事についてお話ししたいと思います。

 

屋根の雨漏りの原因

屋根からの雨漏りの原因は様々です。

例えば、経年変化による老朽化もありますし、外的要因として地震や地盤沈下もあります。

また、デザイン優先で雨漏りに対する手抜き工事による不具合や欠陥もあります。

 

ウレタン防水とは

そこで補修工事が必要になります。

多くの場合「ウレタン防水工事」を行います。

 

液体のウレタン樹脂を塗り付けるのですが、塗布した材料が硬化することにより、ウレタンの特性である弾性のある防水膜が出来上がり、その効果により防水機能が果たせるという工事です。

 

ちなみに、液体の材料を使うので、現場で仕上げる工法になります。

液体なので、複雑な形状をした屋根でも継ぎ目のない防水膜を作り出すことができる工事にもなります。

 

密着工法と通気緩衝工法について

ウレタン防水工事といっても、密着工法と通気緩衝工法の2種類の工法があります。

それぞれの特徴を見て、防水工事を行ないましょう。

 

密着工法

ウレタン防水材を塗布して補強布を張り付け、さらにウレタン防水材を塗りつけるといったミルフィーユみたいな工法です。

 

しかし、ウレタン防水層では膨れのトラブルが懸念されています。

原因として、下地の乾燥が不十分な状態になりがちなことです。費用面で優秀ですが、施工業者の腕が重要視されます。

 

通気緩衝工法

通気性能をもつ通気緩衝シートを張り付け、その上にウレタン防水材を塗布する工法です。

こちらは、膨れの原因を蒸気化してくれるので、信頼性の高い工法です。