株式会社KSテック

防水のメンテナンスとは?どのような方法があるのか解説

防水工事の時期は耐久性を失わないうちに。今回は耐用年数の時期より早く現れる可能性も視野に入れた、メンテナンスについてお話ししていきます。

 

お宅の防水層は大丈夫か、目視チェックしてみてください。

 

防水のメンテナンス

防水のメンテナンス方法は以下になります。

・トップコートの塗り替え

・防水層の改修工事

劣化状況によって異なります。では詳しく見てみましょう。

 

トップコートの塗り替え

トップコートは防水工事の仕上げに、紫外線から防水層を保護するために塗装されるものです。

なお、トップコート自体に防水性はありません。

 

しかし、防水層を守ることで防水機能を長持ちさせる役割を果たします。

トップコートの色褪せや細かいひび割れが見られると、このメンテナンスが必要になります。

 

防水層の改修工事

防水層は、専用の塗料や防水シートを用いて作られる層です。

防水層の素材は工法によって異なります。その素材は大きく分けて「ウレタン」「FRP」「シート」「アスファルト」の4種類です。

 

防水層の改修工事が必要になるのは、トップコートの劣化だけではなく防水層のひび割れ、膨れ、雨漏りなどが見られる状態です。

 

工法について

防水工事の時期が来たら、新たに施工するのか改修するのかを決めなければなりません。

主に「撤去工法」「かぶせ工法」「機械的固定工法」の3種類から施工します。

 

しかし、それぞれメリットデメリットがあるので、必ず、業者の意見を参考に施工しましょう。

 

例えば、新たに防水層を形成する撤去工法の場合、形成する防水層の種類を選ぶことが出来ますが、工期が長く費用も高めです。かぶせ工法なら工期は短く費用も抑えられますが、建物に負荷がかかります。

 

このように、防水工事と一口に言っても時期だけでないチェックポイントが多くあるので、早めに対策していくことをおすすめします。