そろそろ防水層も耐久性が心配に…メンテナンス時期かなと考える際、防水工事も屋外工事なので、季節や天候が気になりませんか。
そこで、ここでは適した時期についてご紹介します。
防水工事に適した時期
防水工事は基本的に通年行えます。しかし、時期は耐久性を考慮しましょう。
また「防水」というだけに、季節も重視しておきます。おすすめは春と秋です。
なぜなら、穏やかな天候が続きやすく、作業がしやすいからです。
気温差が激しい夏と冬は台風や積雪により天候が不安定で、予定通りのスケジュールで施工が進まなくなります。
工法問わずに早めの対策
防水工事も施工場所により適した工法を用います。
しかし、そうした工法問わず、対策は早めに行いましょう。
なぜなら、防水層は紫外線や雨風を常に受けて劣化していくため、昨日まで何ともなかったのに、急に雨漏りしたりと症状が現れるからです。
次のような症状が見られる場合は、早めに防水工事なり対応をはかりましょう。
ひび割れ
ひび割れの発生は、ウレタン防水やFRP防水の仕上げとして塗装されるトップコートが劣化するため起こります。
表面のひび割れのみであれば、補修だけで事足りる可能性も。
ひび割れを発見した場合は早めにトップコートだけでも塗り替えることをおすすめします。
なお、ひび割れは初期症状ですが、そのまま放置してしまうと防水層が劣化する原因になります。
さらにトップコートだけで対応できなくなれば、防水層から新たに施工する必要もあるので、早めに対策を取りましょう。
その判断がつかない場合には施工業者に相談してみると、適した時期や施工についてわかりやすく説明してくれます。