建物の屋上が防水されていないと、室内に雨水が侵入し、生活に支障が出ます。
そのため、適切な防水工事が必要です。
ただ、施工をしても、年月が経つと素材が老朽し本来の役割を果たせなくなってしまいます。
1.4種類ある防水工事
防水工事には、ウレタン防水とシート防水、FRP防水、アスファルト防水と4種類があります。
ウレタンは比較的施工期間が短くさまざまな形状に合わせて施工できるのがメリットです。
リーズナブルな費用も魅力と言えるでしょう。耐用年数は約8年程度から約13年程度になります。
シート防水は、シートを張り付ける施工法です。
4つの防水工事の中で最も費用がリーズナブルになります。
耐用年数は約10年程度から約15年程度です。
2.耐用年数に関係なく老朽が早まることもある
FRP防水はマンションなどのバルコニーなどで使用されています。
強度、耐久性が高く活躍の場は多岐に渡り、耐用年数は約10年程度から約15年程度です。
アスファルト防水は自動車の重さに耐えるほど耐久性、強度が高く駐車場などで利用されています。
アスファルト特有のにおいがあるのがマイナス点になりますが、耐用年数は4つの防水工事の中で最も長く、
約15年程度から約23年程度くらいです。
防水工事の費用は規模により差があります。
施工する面積が広いほど高くなるのが基本です。
また、施工する環境によっても老朽が早まると考えておきましょう。
例えば紫外線の影響を受けやすい場所や降水量が多い場所は資材の強度に響くため、
老朽が早くなりリフォーム時期が早まる可能性も高くなります。
防水工事はウレタン防水とシート防水、FRP防水、アスファルト防水と4種類あり、
それぞれ耐用年数も異なります。
また、環境によって老朽が早まる可能性もあるとわきまえておきましょう。