瓦・コロニアルをはじめとする屋根葺材を使用できない傾斜屋根以外の屋根に関しては、雨漏りから建物を守るために防水工事が必要になります。
屋根のみならず、商業施設などの建物でいえば、屋上にはコンクリートなどの水平な屋根面がありますよね。
そうした建物には雨漏りから守るために防水工事(防水層)が必要です。
この防水工事は、防水層を構成する資材の種類やその組み合わせによってさまざまな工法があります。
建物というのは、あらゆる条件や用途に応じて建築されていますよね。それらに対応できるように多種多様な工法が提案されています。
たとえば、施工方法のみならず、アスファルト、ウレタンゴム、塩化ビニル系シートなどの材料もあります。
材料の種類によって耐用年数が次回の施工に大きく関わるため、なるべくなら耐用年数が長い材料を選ぶようにしましょう。
なお、建物に防水工事を施す必要になるのは雨漏りから建物を守るだけではありません。
耐用年数のある間、降雨・日射を遮蔽したり、気密・断熱・遮音などの機能も備わります。
耐用年数については、用途別で選ぶようにもしましょう。
非歩行用と歩行用(軽歩行や通常歩行)では、重量と摩擦の考え方も異なりますよね。
そうした用途別に防水工事を施工するだけで、先に述べたとおりに降雨・日射を遮蔽できたり、気密・断熱・遮音などの機能も保持することが期待できます。
建物そのものの強度にも関わるため、放置は決してしないように。
専門業者に相談をすると、調査をしてくれます。
調査によって必要な時期の判断もできるので、まずは、専門業者に問い合わせをするところから始めましょう。